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  1. 不定愁訴とは
  2. ストレスや筋肉の使いすぎによる 肩こり は、通常僧帽筋に現れます。
  3. 機能性便秘
  4. 画面を見て仕事をする作業では 眼精疲労 になりやすくなります。
  5. 不眠と疲労
  6. 精神的ストレスと筋緊張
  7. 東洋医学独特の病態認識の一つである 悪血(おけつ)
  8. 左右頚部の筋緊張異常が引き金になって発生する 頸性めまい
  9. 発作性の回転性めまいを反復し、耳鳴り・難聴を伴う メニエール病
  10. 月経異常
  11. ストレスが胃腸の機能障害を起こすので 腹部症状 の治療には胃に加えて脾・肝も同時に治療します。

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眼精疲労


vdt症候群とは

 vdt作業従事者の多くは、眼精疲労と同時に肩こり・腰痛・頭痛・胃腸障害・精神的ストレスなど多様な愁訴を訴えます。このような症候群をvdt症候群と呼んでいます。
vdtとは (visual display terminal) のイニシャルで、コンピュータやワープロなどの画面を指す用語です。このような画面を見て仕事をする作業をvdt作業と呼び、作業をする人をvdt作業者と呼びます。
しかしvdt症候群は単に職業病の範囲に留まるものではなく、子どものパソコンゲームやテレビゲームは幼少期からvdt症候群を起こす原因にもなりかねません。

vdtにおける視機能障害について

1. 目の症状
一言でいえば、眼精疲労です。目の能力を超えて無理に注視しようと意識し、努力を払うときに起こる症候群であると定義されています。
眼精疲労時の目の症候群は、目が疲れる・ものがぼけて見える・目が痛い・目があつく感じられる・目が乾く等です。vdt作業時における目の症状も同様です。
2. 視機能障害
 vdt症候群では単に目の症状だけでなく、その背景となる視機能の障害が発生すると報告されています。
視機能の障害として、調節障害等が報告されていますが、それらの機能障害は一過性のものであり、不可逆的なものではないとされています。
しかし、長時間のvdt作業を長期間継続すると、不可逆的調節機能低下に陥る可能性のあることが指摘されています。

vdtにおける運動障害について

1. 運動器症状の多発する要因
 vdt作業者の多くは、頚肩のこりや痛み・腕や手の痛み・背腰痛を訴えます。コレラの症状は目の症状に次いで頻発する症状であり、vdt症候群を構成する主要症状です。病名でいえば頚腕症候群と姿勢性腰痛症ということになります。
 vdt作業といえば、画面注視とキーボード操作が中心になりますが、運動器症状の発生原因はその作業特性と拘束姿勢によることが指摘されています。
肩こりや腰痛などは事務系の作業者の誰にでも見られる愁訴のように見えますが、頚肩腕の痛みの訴えは圧倒的にvdt作業者が多く、しかもvdt作業者では右側の頚肩腕の訴えが強いといわれます。

2. vdt作業時の筋疲労
 キーボード操作時の手関節の恣意が常に背屈状態にあるような場合、筋疲労は強く発生します。したがって、キーボードの高さは作業者の身長や座高にあわせ、手関節背屈位にならないよう調節することが疲労予防の対策になります。

vdtにおける不定愁訴について

 vdt作業者の愁訴の中で意外と多いのが、腰が冷える・胃腸の調子が悪い・頭痛がする・いらいらする・体がだるい・根気がない・等の身体的,精神的な不定愁訴です。
つまりvdt症候群は、眼精疲労・頚腕症候群・不定愁訴を主とする全身病のようなものです。ここにvdt症候群の根の深さがあります。
全身的愁訴の発生原因の多くは、精神的なストレスによるものです。疎外感や孤独感が誘因となってさまざまな不定愁訴を引き起こすものと考えられます。

治療の基本

 治療の基本はなるべく目の酷使を控えることと、作業環境の整備をすることです。
1. マッサージ・指圧治療
 vdt作業に伴う眼精疲労に対する治療は、基本的には頚部の凝りや肩腕の緊張を除去するところにあります。眼精疲労を訴える患者の多くは肩こりなどの症状を持っています。後頚部から肩・そして肩甲間部にかけて、さらに目の周囲・側頭部に施術します。施術後は軽い徒手による頚部牽引を加えるとよく、指でつぼを刺激します。
2. 鍼灸治療
 vdt作業に伴う眼精疲労に対する治療は、現代医学的には毛様体筋の過緊張を除去するところにあります。
そのためには、太陽穴 承泣あるいは四白 攅竹 晴明 上関(客主人)など目の周囲、あるいは後頚部や肩背部の経穴(つぼ)が頻用されます。
刺鍼方法として、軽い響きをえた後に15分程度留置鍼する方法が多いようですが、私は小さく軽く上下に動かす手技が中心で、太陽穴意外は留置鍼はしません。
場所が場所だけに深刺はできませんが、細い鍼で浅い位置で小さく上下に動かしているうちに刺激の加重効果で響きを感じるようになるようです。その響きが爽快感をもたらすようです。鍼が怖い人や強く響きを感じ過ぎる人には、鍼は動かさずに静かに抜鍼します。響きを好む人に無理に響かせようとすると、僅かに出血を起こすことがあります。

 しかし、vdt症候群の患者の多くは、眼精疲労だけでなく頚肩の凝り・上肢の痛み・しびれ等の頚腕症候群の症状も合わせ持っています。さらには胃腸障害・足腰の冷え・倦怠感・いらいら感・頭がぼーっとする等の神経精神的愁訴を訴える患者が多いといわれます。
したがって、vdt症候群の患者の治療においては全身的に、しかも心身両面からアプローチすることが大切です。
頚腕症候群の症状が強い場合は、後頚部および肩部の筋緊張を緩解するように圧痛点あるいは筋肉の岸・停止部に刺鍼し、上肢の痛み しびれには一番の愁訴の場所をとおる経絡(つぼとつぼを結んだ線)上を押していって、もっとも反応の強い遠隔部のつぼに刺鍼します(循経取穴)。


参考文献 : 「vdt症候群」講習会資料 1997年1月


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