岡山県倉敷市の鍼灸院「美和はりクリニカ」のトップページ多彩な愁訴の鍼治療のメニューページへ外傷性頚部症候群(鞭打ち損傷)<キーワード>

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 後頭下三角 : 下頭斜筋,上頭斜筋,大後頭直筋により境される深部の三角形の領域。
筋肉の起始 → 停止を知る上で触診の際の基準点として重要なのは、上位頚椎棘突起の中で最大の第2頚椎棘突起と、乳様突起の近くに触れる第1頚椎横突起ですが、横突起は分かりにくいです。

 第2頚椎(軸椎)の棘突起と第1頚椎(環椎)の横突起を触知してその間を結んだ線上で表層筋の下に在るのが下頭斜筋。
また、第1頚椎(環椎)横突起と後頭骨の下項線内側を結んだ線上にあるのが上頭斜筋。
第2頚椎(軸椎)の棘突起と後頭骨の下項線内側を結んだ線上にあるのが大後頭直筋であり、これらも表層筋の下にあります。

 後部の後頭下筋群は、様々な姿勢をした時に、目線を水平に保つために、調整をする部分です。頚椎の1、2番は、その意味でも大切な部位です。
また、この部位は、椎骨動脈や頚動脈といった、脳への血液循環を左右する複雑な部位でもあります。それゆえに、これらの後頭下筋群の働きは重要です。

 モーリーテスト : 鎖骨上窩での腕神経叢の圧迫性神経炎をみるテストです。
腕神経叢は、同部位では幅1cm程度しかないので的確に神経叢を圧迫することが重要です。
検者の手で鎖骨上窩を内側から少しずつずらして圧迫していくと、鎖骨下動脈を圧迫したところで橈骨動脈の脈搏を触知しなくなります。その外側に移動していくと再び搏動を触れるようになります。
腕神経叢は鎖骨下動脈の外側を並走しているので、この部位を軽く圧迫することで圧痛や上肢や背部への放散痛を調べます。


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