岡山県倉敷市の鍼灸院「美和はりクリニカ」のトップページ多彩な愁訴の鍼治療のメニューページへ筋性の顎関節症「局所治療の常用穴」の詳細

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☆ 咬筋 : 下関(げかん;頬骨弓中央の下際陥凹部、口を開くと凹みが閉じるところ)
   キョウ車(きょうしゃ;耳垂(耳たぶ)下端と下顎角の間の陥凹部)
実際の治療点は上記の常用穴ではなく、頬骨上の咬筋起始部と下顎枝の停止部付近の阿是穴(あぜけつ;効果の認められたルート外の患者が「あっ!それ!」と言う所で、臨床的に重要かつ効果的な刺激点として考えられている)であることが多いです。

☆ 外側翼突筋 : 下関
   上関(じょうかん、別名=客主人;頬骨弓中央の上際、浅側頭動脈拍動部)
外側翼突筋は、関節円板に停止する上頭と、下顎頭に停止する下頭の2頭からなる筋肉です。外側翼突筋上頭の緊張を緩和するためには、下関から咬筋を貫いてやや前上方あるいは後上方に鍼を進めて響きをえた後、軽く撚鍼しながら患者にかちかちと小さく開閉口運動をしてもらいます。
外側翼突筋上頭の緊張が緩和すると、関節円板の前方転移が改善して関節雑音が小さくなるケースが少なくありません。

☆ 側頭筋 : 上関
   率谷(そっこく;角孫(耳を前に折り、その上角に当たるところで耳輪の直上髪際)の上1寸5分)

☆ 内側翼突筋 : 翳風(えいふう;耳垂の後方で、乳様突起と下顎枝の間の陥凹部)
内側翼突筋への刺鍼は、翳風から前内方に鍼を進めますが、安全のため深刺はひかえます。

☆ 関節円板後部組織 : 耳門・聴宮・聴会(耳珠(耳の穴の前方にある三角形の形をした小さな突起物)の前上方・中央の前縁・前下方と、耳珠の直前には上から耳門・聴宮・聴会と並ぶ)
   その他の阿是穴
下顎頭外側後部の関節円板後部組織に障害がある場合、耳門・聴宮・聴会のいずれかに咬合時の痛みや圧痛が認められます。
急性期は速刺速抜、慢性期は留置鍼して血流を回復するとよい効果が得られます。


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