岡山県倉敷市の鍼灸院「美和はりクリニカ」のトップページ鍼療院紹介のメニューページ東洋医学

見出しメニュー


 東洋医学


東洋医学とは

 一言で東洋医学といっても、中医学・経絡治療・長野式治療・等ほかにも様々な治療法があります。
中医学では、全身状態を大きく七つの釆証で認識し、それを釆証ごとに 陰陽 虚実 表裏 寒熱 あるいは、肝 心 脾 肺 腎等に分類し、それをさらに細かく分類して病態を認識します。それが直接治療法に直結します。
たとえば、慢性関節リウマチでは、関節局所の診断に
風 → 風邪の時の関節痛に類する。随伴症状は、悪寒 発熱。
寒 → 関節痛が寒冷により増強し、暖めると軽減する。随伴症状は、寒さ 4指の冷え。
湿 → 関節部の重いだるさ。雨天により痛みが増強する。随伴症状は、手足の重いだるさ・患肢局所に軽度の浮腫 しびれ感。
熱 → 局所の発赤 熱感 腫脹・冷やすと痛みが軽減する。随伴症状は、咽頭痛 発熱。
に分類し、それぞれに用いるツボや鍼のさし方が決まってきます。実際には単一に存在するのではなく、多くが複合して認められます。
しかし、いかにも主観的で客観性に欠けるところは否めません。

ページ最初の見出しメニューへ


東洋医学の臓腑とは

 東洋医学の臓腑は、現代医学の内臓と同じではありません。生理作用の源ですが、それと共に精神作用も営んでおり、またその機能は五官をつかさどり、人体各部をも臓腑がつかさどっています。
例えば、肝は眼、腎は耳、肺は皮毛をつかさどるなどです。このことを臓象といいます。
 臓は一般に、肝、心、脾、肺、腎の五臓をいい、これに心包という心の外衛を加えます。
六腑は胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦をいいます。

 三焦(さんしょう)とは、伝統中国医学における六腑の一つです。大腸・胃・小腸・胆・膀胱は実体が理解できる腑ですが、三焦は、働きだけがあってカタチがないと記されています。
鳩尾(みぞおち)より上の胸部にある上焦(じょうしょう)、その下に続くへそあたりまでにある中焦(ちゅうしょう)、へそから下の下腹部にある下焦(かしょう)からなります。
焦とは躯幹を三等分し、上焦は呼吸や循環に関わる機能、中焦は食物の消化吸収作用、下焦は排泄や、内分泌などの恒常性保持機能のことではないかといわれています。
上、中、下焦を併せて三焦です。

ページ最初の見出しメニューへ


経絡とは

 経絡は東洋文化から生まれた考えであり、その存在を科学的に証明する事が困難であるため、神秘的なイメージが先行しているのが現状です。
経絡は体を上下に流れる経脈と、網目のように枝分かれしている絡脈をまとめて言ったものです。
これらはひとつの環となり、全身の臓腑を循環しています。
特に12経脈が主で、これに身体の前面正中線を縦に走る任脈(にんみゃく)と、後面正中線を走る督脈(とくみゃく)を加えて14経脈です。
経脈上には経穴(けいけつ)と呼ばれるツボがあり体内で変調があるとそれを知らせるポイントにもなります。
12経脈に異常があるかどうか調べるときは募穴(ぼけつ)と呼ばれるツボを押し、異常がある場合は各募穴と対応する経脈を治療します。

 東洋医学では、生命活動の源となるエネルギーを“気” と言い表しています。
全身の組織にエネルギーを供給するため、身体には経絡(けいらく)と呼ばれる“気”の流れるルートがあります。
そして、「気」の発するポイントがツボと言われるところです。これが東洋医学の基礎理論の一つになっています。
先人たちは“気”が順調にめぐっていれば健康で、“気”がとどこおれば病気になると考えました。
東洋医学では、経絡の流れが乱れて生じた気の余っている所と、不足してる所のバランスをとることが治療の基本になっています。

 長い間の経験から、特定の病の時に体表のどの部分に痛みやこりが出るのかわかってきました。そしてそれが、だんだんと臓腑と経絡の関係として体系化されました。
経絡は、単に体表のツボとツボをつなげただけのものではなく、体内に深く入り臓腑と連絡しています。

ページ最初の見出しメニューへ