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 美和はりクリニカ


治療法

 当院では使い捨ての滅菌済みのステンレス鍼を用いて、患者の刺激に対する感受性・病態・治療局所の違いにより、0.12~0.20mmの太さの鍼を0.5~5cm刺入します。
筋肉系の痛みに対しては、筋繊維の走行も考えながら皮膚面に20度~90度の角度で刺入し、微妙に上下に動かすと、筋緊張が緩和し、血液循環も改善され痛みの緩和に繋がります。そのまま置鍼し、遠赤外線を照射。抜鍼後は、必要に応じて0.1~0.2mmのばんそうこうのついた鍼を最痛点に添付します。

 発症直後の炎症局所には刺激をせず冷やすのが第1選択ですが、腫脹熱感が治まった急性痛または部位的に深くさせない場合、5~7mmの部分(皮膚と外筋周膜の間)で小さな鍼の上下動(雀啄術 振幅2~3mm 1秒間に2~3回)後に留置鍼10~15分を行うと筋緊張が緩みます。
慢性病に対しては症状が複数ある場合、特に苦痛な2,3個の症状を選んでそれぞれ2,3本ずつ刺入し、後は背部・腹部・手足の末端に刺入し全身調整を行います。

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筋緊張を緩和する方法

 筋緊張があれば当然、緊張した筋肉組織の中を通る血管および神経は圧迫されることになり、筋緊張が鍼で緩和できれば圧迫されている血管や神経も正常状態に戻ります。
そのためには、筋緊張部を性格に触診で把握し、鍼で筋緊張を緩和する技術が必要となります。
痛みに過敏な部位は、皮膚表面・体の内部では外筋周膜であり、いかにこの部位で鍼の刺激をするかで筋肉の緊張が変化します。
さらに鍼による過剰刺激を防止するには、鍼治療により筋緊張が変化したことを施術者が的確に鍼を介して感覚できなければなりません。

 目的とする部位が硬結であり、その目的は鍼の突端で硬結部位の表面を1~2mmつつくことで硬結部の堅くなっている組織がゆるむことを目的としています。
つまり、鍼を介して刺鍼部のどこから堅くなっているか・刺激に対して組織がどのように反応するか・検査しながら治療しているのです。
筋肉は、各々特有の堅さを持っています。刺鍼抵抗は、刺鍼している物体の抵抗を手指を介して忠実に感覚していることが明らかになっています。
視覚では解らない触覚の世界があります。

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鍼と灸の特性

 鍼の特徴は、体表から指で押すより体の深部の的をピンポイントで刺激できるところにあります。
鍼には多数の流派や主義主張があり、これが正しいという治療法はありません。名人芸ではなく、誰がやっても再現性のある治療法の開発が鍼灸の教育研究期間で行われています。
研究によると、鍼灸が下痢にも便秘にも効く理由として、 鍼灸刺激が自律神経のバランスを調整する ことが示唆されると述べられています。しかし、便秘には鍼が・下痢には灸がよいようです。
アレルギーにも灸がよいようですが、鍼で著効をあげておられる施術者も多数おられます。
 整形外科的な痛みには現代医学の解剖整理学的な鍼を、アレルギーや内科的な慢性病には東洋医学の体全体をみる鍼がよいと思われます。

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おわりに

 鍼治療に明るいお医者さんで、整形外科的な慢性化した痛みの多くはトリガーポイント(引き金点)を原因とする筋筋膜性疼痛症候群であると主張されている先生もおられます。
痛みを訴える部位に必ずしも原因となる部位があるとは限らないので、このトリガーポイントの特徴は、壷の特徴と驚くほど似ていると言われます。
トリガーポイントを原因とする筋筋膜性疼痛症候群が現代医学的客観的検査でとらえられないため、無視されていると主張されておられます。
だとすれば、鍼の効果も大いに期待できると思います。

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